糸や生地の選定

STEP01糸や生地の選定

販売するシーズンと用途、機能に合わせて生地を織り上げますが、その前に紡績会社と糸の選定を行います。
糸には太番手、細番手と太さの種類があり、それは生地の厚さや風合いにも影響していきます。
素材は主に綿糸を使用しますが、夏に展開するハンカチーフには清涼感のある麻を使用したり、スカーフにも使えるような大判のハンカチーフにはシルクも使用します。
ハンカチ―フは手触りや風合いが重要なセールスポイントなので、糸を撚る回数や糸の表面にある毛羽の量にもこだわって生地を織り上げていきます。

製版

STEP02製版

デザインと配色が決まった段階で製版へと進みます。
製版とはハンカチーフにプリントするために必要な版を作製することです。版はハンカチーフの柄サイズに合ったアルミ枠にポリエステルの紗を弛みや歪みがないようにある程度強いテンションで張ったものになります。
その版に感光乳剤を塗布したのち柄データを直接出力します。そしてこの上から光を当てると直接出力された黒い柄の部分は感光せず、それ以外は光が当たる為、乳剤が固まり膜を作ります。
それにより透けている部分とそうでない部分の差ができ、透けている部分にプリントした際、版の下に敷いた生地に染料が抜けて柄が表現されるようになっています。

染料調合

STEP03染料調合

調色の作業は、指定された色を忠実に表現する作業で、素材に適合する染料、糊剤助剤を混ぜ合わせ色糊を作る作業です。
指定された配色をCCMといわれる測色計で読み込ませ色を数値化させ、その数値化したデーター通りの数値で染料を自動調合し色を作ります。
微妙な色の違いや素材の違いが仕上がりに大きく影響することもあるので、とても繊細な作業が求められる重要な工程です。

プリント

STEP04プリント

プリントには主にハンドプリント(手捺染)、オートプリント(機械捺染)等があります。
ハンドプリントとは、傾斜台の上に生地を貼り1色づつ型で、染料糊を刷り込み、色を重ねる事で、柄を表現するプリント方法です。
この作業を一方方向に連続して刷っていく作業を繰り返し行う事で、色が生地に浸透し柄として出来上がります。
オートプリントとは基本的にハンドプリントと工程はほぼ一緒で、人がやる事を機械で行う事でオートプリントと呼ばれます。
但し、根本的な違いは、ハンドプリントについては、台が固定され、人が1色づつ捺染し、台の端から端まで歩行する事で前に進み、仕上ていきますが、また、オートプリントの場合は、型が土台の機械に固定され生地を
貼ったベルトが、一方方向に動くことにより、何色もの色を同時に捺染する事が出来る機械となります。
最後の色を捺染後、ベルトから剥がれ乾燥機に入り強制的に短時間で、乾かすことが出来ます。
又、ベルトが戻る際、裏側で、ベルトに付いた染料を自動で洗い流すことにより綺麗になり連続した作業を行うことが出来る機械です。

検反

裁断

縫製

STEP05検反・裁断・縫製・仕上

プリントされた生地は反物の状態のままサイズ、プリント、生地に不具合がないかを検反し、良品のみ裁断、縫製へと進みます。
縫製にはいくつか種類があり、三ツ巻・千鳥巻・手巻・スカラ等があり、縫製された製品は1枚1枚四ッ折り仕上と検品を行い、お取引先様へと出荷致します。